喫煙する男性タバコをやめたい、禁煙したいと思っている方は本当に多くいらっしゃると思います。でもほとんどの方が禁煙に失敗するか、最初から諦めて禁煙しようとしない人が非常に多いと思われます。

その理由は一体どのようなものなのでしょうか?私が思うに多くの方が自分は禁煙するのは無理だと思い込んでいるからではないでしょうか?実はこの私も10数年前までは1日3箱タバコを吸うヘビースモーカーでした。

しかし、会社の給料を下げられたのをきっかけにタバコやめることにしたのです。

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当時もらっていた私の給料は税込みで24万円ほどでした。そんな折、会社の経営状態があまりよろしくないというのが原因で月額1万円減給されてしまったのです。当時私の長男がまだ小さかった頃です。

そのような理由で月給を下げられたのにも関わらずタバコを吸い続けるなんていうことは自分自身では考えられませんでした。

要するに私が禁煙に成功したのは健康面での心配ではなく、経済的な面でタバコを止めなければならないと思ったのが理由です。

ほとんどの方はニコチン依存でなかなかタバコはやめられないと思っている方が多いかもしれませんが、 72時間禁煙を続けていると体の中のニコチンが全部抜けるという説もあるようです。

ですから72時間までは禁断症状というものがあるらしいですが、それを超えると禁断症状から抜けられるという考えが正しいらしいです。

ただし自分の毎日の習慣でタバコを吸っていたのが当然だったわけですから、当然のことをしないと人間を不安になります。そういった意味で不安を消すためにタバコにまだ手を出してしまうという行動に出ます。

これをニコチン依存症だからという方がいますが、実は自分の毎日の習慣を変えるのが不安なためで、そしてその不安を消すために行動しているに過ぎないということだそうです。

その証拠に、タバコを吸ったことのない人はタバコを吸いたいと思いませんよね?

つまり、タバコを吸った習慣(記憶)が一度もなかったので、タバコを吸わなくとも平気なわけです。

タバコの害について考えてみましょう

タバコの害ということを考えれば健康面での害。そして経済面での害があります。

それではまず、健康面でどのような病気になるリスクがあるかみてみましょう。

肺ガンのリスクが高まるのは当然としても、喫煙者が発病するリスクが高いと言われているのが、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」です。

一番の原因は喫煙です。喫煙者の15~20%ほどの人がCOPDを発症すると言われています。喫煙することにより気管支に炎症が発生して、咳や痰が出たり、気管支が喫煙により狭くなることで空気の通る量が当然低下します。

また、気管支の奥にあるブドウの房状の肺胞が破壊され、肺気腫という状態になってしまうと酸素の吸入量や二酸化炭素を排出する機能が低下してしまいます。

慢性閉塞性肺疾患ではこれらの変化が併存していると考えられていて、治療しても元に戻ることはない恐ろしい病気です。

ところで喫煙により喫煙者自身のみタバコの害にあうわけではありません。

例えば、換気扇の下、もしくはベランダなどの屋外でタバコを吸った場合でも、よほど喫煙後に深呼吸を数回繰り返したりして肺の中の空気を換気してこなければ、家族にタップリと煙草の煙を吸わせることになるのです。

それだけ、人間の肺にはタバコの煙を持ち帰って来る容量があるということを憶えておいて下さい。

また、当然妊婦の方の喫煙は赤ちゃんの発達に影響を与える恐れがありますので自重すべきでしょう。

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次に、経済面でも負担が多いのがタバコ代金です。

標準的なタバコのメビウスは1箱20本入りで430円します。(2014年8月現在))

日本人の1日の平均的な喫煙本数は20本ということですから、430円×31日=13,330円

13,330円(月間)×12ヶ月=159,960円(年間)ということになります。

これはあくまで消費税が8%現在(2014年8月現在))の試算ですから、これから2%消費税がアップされるのは時間の問題でしょうから、負担は更に多くなります。

私の禁煙体験

なぜ私がタバコやめたかという理由は既に記していますけれども、期間はどれくらいかかったということはまた話しておりませんでしてよね。

私がタバコを辞めることを決意したのは当時のマイルドセブンを3カートン購入した直後だったのです。たばこを購入して翌日に会社の社長から給料を毎月1万円下げられるという話を聞いたわけです。

安い給料でこれから子供を養っていかなければならない身ですから余計な支出は当然抑えなければなりませんでした。それで購入したばかりのマイルドセブン3カートンをゴミ箱に捨てたのです。

普通だったらせっかくだからもったいないとかという考えがありますよね。しかし私はどうせ辞めるなら早い方が良いという考えが頭にありましたからそのような行動をとったと思います。

禁断症状は一週間ほどありました。症状としては他人がタバコを吸っているのをみると唾液が多く出てくる、といったものでした。

しかし、私の場合、一週間過ぎるとさほどタバコを吸いたいとは思わなくなりました。それから十数年の現在に至ります。(禁煙依頼1本も吸っていません。夢の中ではよく吸ってます)

ところで、禁煙するメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

当然、発がんリスクが減りますし、前述した恐ろしい最悪回復不可能のCOPDのリスクも大幅に減ります。

経済的にも年間16万円(上記試算による)ほどの節約になります。体力が向上し、疲れにくくなる。食事が美味しくなり、お酒の細かい味がよく分かるようになる。

肌のツヤや透明感が良くなり、喫煙による皮膚の老化(しわ、しみ)を予防する。

そのような目的を踏まえて禁煙すれば成功しやすいのではないでしょうか?

禁煙外来で健康へ一歩

現在、健康保険を使って禁煙治療が受けられるようになりました。

しかし禁煙治療に健康保険等を適用するために必要なことがあります。

前回の治療の初回診療日から1年経過していることが必要です。

過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療(全額実費)となりますので注意が必要です。

禁煙治療(自己負担3割)は、処方される薬剤にもよりますが8~12週間で1万数千円から2万円ほどです。

1日1箱(20本)喫煙する方なら、8~12週間分のタバコ代より保険診療で禁煙治療を受けた場合の自己負担額のほうが安くなる計算になります。(詳しくは医療機関にお問い合わせください。)

喫煙者の70%はニコチン依存症といわれています。

タバコをやめられないのは、あなたの意志の弱さではなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因です。

このような喫煙習慣は「ニコチン依存症」といわれ、治療が必要な病気とされています。

禁煙外来では、お医者さんと二人三脚で禁煙しているという思いを共有できるので禁煙の成功率が高まりやすいと言われています。

医療機関で使用される禁煙補助剤にはニコチンが含まれているパッチやニコチンが含まれていないお薬(タバコを吸ってもまずく感じる)を併用して治療をすすめていきます。

どうせ禁煙するなら医師と二人三脚で取り組むことで心理的にも効果的な「禁煙外来」で禁煙にチャレンジしてみませんか?

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