あがり症とは心の持ち方ではなく体質?

手のひらに落葉あがり症を心の問題だという人も多くいますが、体質によるものという考えもあるのです。

それはどういう事かといえば、伝達物質が過敏に伝わる人とセーブされて伝わる人との肉体的な違いとでも言ったらいいのでしょうか?

あがり症は「気の持ち方」次第だと言う人がいます。確かにあがり症の発症する原因は「気の持ち方」かもしれません。

しかし、一旦発症して心臓のドキドキ感や手足の震えや声の震えが起こった場合は「気の持ち方」では到底治るものではありません。

そこで物理的な治療方法が必要になってくるわけです。

最近心療内科で使用され始めてきた薬にベータブロッカーというものがあります。

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本来は血圧を下げるお薬なのですが心臓のβ(ベータ)受容体に働きかけることで心臓をドキドキさせたりする興奮をブロックします。その結果人前で緊張して心臓がバクバクして声が震えたり、手足が震えたりする症状を強力にブロックするわけです。

逆に考えてみれば、緊張しない人はもともと自分の体の中に「自前のベータブロッカー」を持っていると想像できるのではないでしょうか?

ベータブロッカーに対して一般的な精神安定剤は心を落ち着かせる効果はありますが、ベータブロッカーの様な作用は無いので心臓のドキドキ感にはあまり効果は期待できません。

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私の親友のあがり症体験談

あがり症で悩んでおられる方は非常に多いと思います。私の親友もあがり症で中学生の頃から悩んでいたといいます。

彼のあがり症の症状は心臓がバクバクすることにより声が震えたりすることです。ですから学生時代には人前で本を読まされたりすると声が震えて自己嫌悪におちいっていたと聞きました。

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社会に出てからも会社の会議などで大勢の前で発表するときも心臓の異常なバクバク感で声が震えたりして、聞いている人たちが引いているのがわかったそうです。

あがり症の辛さから抜けだそう

彼は心療内科に相談する前に、「催眠療法」や「話し方講座」を受講したことがあるそうです。

催眠療法は1時間で1万円ほどの料金を取られましたが効果は全然感じなかったということです。

話し方講座は話す内容のノウハウであり、あがり症とは全く関係のない内容でしたので講座内容は全6回でしたが、講座内容を読んだ限りでは話し方のノウハウ関連のみでしたので一回だけの受講で終わりました。

要するにあがり症を改善するのに必要な事は心臓の異常なバクバク感を止めることと、不安感を無くすことです。

これを改善できれば、あがり症で悩んでいる多くの方を救えるはずです。

もう一度整理します。

①緊張による異常な心臓のバクバク感はベータブロッカーで完璧に抑える。

②緊張による精神面の不安は抗不安薬で心をリラックスさせる。

以上2点が彼のような心臓のドキドキ感で声が震えたり、手足が震えたりする人には非常に効果的だと思われます。

彼と同じような症状をお持ちなら、熟練した心療内科医がいる医療機関で薬を処方して貰えれば悩みは解決できると確信できます。

彼も心療内科でお薬を処方してもらったおかげで、大勢の前でも堂々と話せるようになりました。

彼の受診した心療内科の先生の考え方は前述した内容と重複しますが①ベータブロッカーで異常な心臓の緊張状態を解消して②精神安定剤で脳内の緊張を和らげる。という持論をお持ちでしたので、彼には最適なお薬の処方をしてもらえたと思います。

この2種類のお薬のダブル効果で彼は人前でも安心して話せるようになったのです。

ただ、どこの心療内科でも良いわけではありません。患者の辛さを理解して、先進の治療方法を処方してくれる先生が望ましいと思います。(現在でもまれにベータブロッカーを使用したがらない心療内科医もいると聞きます)

もし、彼と同じようなあがり症の症状で悩んでいる方は是非熟練した心療内科への受診をお薦めします。人生から逃げ続けていた彼が今では真っ向から人生に立ち向かえる様になりましたから。

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