病院のベッド私は数年前に慢性硬膜下血腫を患い、その発症から手術、そして予後に至るまでの事を以前記事にしました。

慢性硬膜下血腫体験談~発症、診断、症状、手術、退院までのブログ

ところが最近、仕事中に前頭部を強打してしまいました。そこで、再度、慢性硬膜下血腫に関して調べているうちに、いろいろな新しい発見をしました。

今回は慢性硬膜下血腫の診断を受けた方、手術を控えている方、再発で苦しんでいる方などの参考になる記事かもしれません。

スポンサードリンク

慢性硬膜下血腫が再度発症するのかという恐怖

私は一ヶ月ほど前に、仕事で商品を納品しようとして、車のリアドアを閉めようとした際に、誤って自分の前頭部に思い切って自動車のドアの部分をぶつけてしまったのです。

その時は、あまりの痛みに目の前が真っ白くなり、しばらくうずくまりました。

鏡で見てみると、額の部分が赤くなり、たんこぶが出来ている状態でした。

しかし、私の心配はそんなたんこぶではなく、数年前に発症したことのある「慢性硬膜下血腫」でした。

慢性硬膜下血腫は、皆さんも御存知の通り、頭を強打してから(原因不明の場合もありますけれども)症状が出てくるまで3週間~3ヶ月ほどの潜伏期間があります。

つまり、その間に、じわりじわりと出血していくわけです。

翌日、頭を横に数回振って確かめてみたのですが、前回のような、鉛の玉が脳内で揺れる感覚は無かったのですが、多少頭部に違和感を感じたので、もしかしたら、慢性硬膜下血腫を発症したのではないのか?といった恐怖を感じたのです。

そこで、私は居ても立っても居られない状態になり、ネットで再度慢性硬膜下血腫に関する情報を色々と検索したのです。

慢性硬膜下血腫を頭髪を剃らずに手術してくれる病院を探す

私は、最悪の事を考え、頭髪を剃らずに手術してくれる病院を探すことにしました。

数年前は小さな会社で、主に内勤でしたので頭部が丸坊主でも何とかなったのですが、現在は外回りの仕事をしているので、坊主頭にすることには抵抗があったのです。

調べてみたところ、神奈川県川崎市に頭髪を剃らずに手術してくれる病院を見つけることが出来ましたので、最悪の場合はそちらで手術してもらうことにしました。(勿論、慢性硬膜下血腫を発症したわけではありませんが・・・)

ちなみに、川崎の病院と申しますのは新百合ヶ丘病院です。

取り敢えず、最悪の場合でも、頭髪を剃らずにすぐ職場復帰できるといっためどだけはついて安心しました。

スポンサードリンク

慢性硬膜下血腫を手術せずに治療できる五苓散

仮に、慢性硬膜下血腫になっていたとしても、発症させずに治療できる何か良い対処法はないものかと、懸命に情報を探していた私に飛び込んできた夢の様な方法が、漢方薬の五苓散による治療法でした。

五苓散というのは脳内に出来た血腫を無くする働きがあり、手術不要で完治した方も多いらしいのです。

私が数年前に慢性硬膜下血腫を発症した時には、このような薬の存在(当時担当の脳神経外科の医師も知らなかったと思います)すら知りませんでした。

しかし、この五苓散を更に調べたところ、不可思議なことが分かったのです。本来、漢方薬というのは中国の傷寒論という医学書に基づいて処方されていなければなりません。

傷寒論に記載されている五苓散の処方は、猪苓(チョレイ)茯苓(ブクリョウ)白朮(ビャクジュツ)沢瀉(タクシャ)桂皮(ケイヒ)でなければならないのですが、あるメーカーのものは、白朮(ビャクジュツ)の代わりに蒼朮(ソウジュツ)が処方されているのです。

しかし、ある先生の話によりますと、脳のケガや病気になると、アクアポリン4というタンパク質が増えるが、そのアクアポリン4というタンパク質に対して強い阻害作用があるのが、蒼朮(ソウジュツ)に非常に多く含まれているマンガンであるといいます。

そのマンガンの作用により、アクアポリン4の働きが阻害され、結果、脳内の水の流れが改善されて血腫が消失すると考えられています。

そういった働きがあるのなら、手術した場合においても五苓散を使用することで、再発防止に役立つ可能性も考えられるのではないでしょうか?

ということは、五苓散の本来の処方生薬である白朮(ビャクジュツ)より蒼朮(ソウジュツ)が処方されていたほうが、慢性硬膜下血腫の治療には適しているということになるのでしょうか?

私は、先日の頭部の打撲が心配なので、慢性硬膜下血腫の予防(治療)のために五苓散を2ヶ月は飲み続けるつもりですけれども、そのような情報を入手したものですから、五苓散は、白朮(ビャクジュツ)が配合されたものではなく、マンガンを多く含む蒼朮(ソウジュツ)が配合されているメーカーのものを服用しています。

本来の正しい処方とは違う処方の漢方薬を選ぶというのも、少し変な感じもしますけれども・・・。

最後に

五苓散を飲み始めてからしばらく経ちますが、当初の頭部の違和感がなくなってきたように思えます。

しかし、慢性硬膜下血腫を経験済みの私にとって、再度入院なんてことにならないように、最低でも2ヶ月は五苓散を飲み続けて様子を見たいと思います。

なお、ご自分で五苓散などで治療される場合には、CTなどでの頭部観察は必要だと思いますし、私も頃合いを見てCTを受けて、問題ないか診察してもらおうと思っています。

ただし、低カリウム血症には注意が必要ですので、医師の診察のうえで漢方療法を行うことをお薦めします。

慢性硬膜下血腫で悩まれている方の参考になれば幸いです。

スポンサードリンク