佇む老人認知症で悩んでおられる方は多いと思います。

特に妄想や幻覚や幻聴などのひどい症状になると普通に暮らすのは難しいでしょう。

また、老人ホームや老人保健施設に入所した場合でも、他の皆さんの迷惑になる場合も多々あります。

今回はそんなお年寄りを持つ家族のために、効果が期待できる治療法をご紹介しようと思います。

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認知症の症状で妄想や幻覚が強く見られる認知症レビー症候群

実は、この記事を書くきっかけになったのは、介護福祉士をしている妻の話でした。

妻は老人保健施設の認知症専門棟に勤務しているのですが、認知症の老人と言ってもいろいろなタイプの方がいるようです。

ところで、仕事上、一番困るのは妄想や幻覚などの症状を頻繁に発症する老人だというのです。

特に、妄想や幻覚の激しい認知症は、認知症レビー症候群と言われていて、他の老人の生活や介護職員の職務を妨げる結果になります。

このような方は、食事に虫や毒が入っていると言ったりして、食事を食べなくなるケースが多いといいます。

また、幻覚により真夜中に大きな声で叫んだりするので、他の老人の眠りを妨げてしまいます。

認知症の症状の妄想や幻覚を抑えるには精神薬では難しい?

認知症の妄想や幻覚を抑える薬として、妻の職場で3年ほど前までに多く処方されていたのは精神安定剤が一番多かったらしいのです。

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しかし、実際にはあまり効果が見られない上、ふらついて倒れて骨折したり、薬の副作用で食欲不振になり、点滴が必要になったりしたそうです。

しかし、妄想癖のある老人は点滴に毒が入っているなどと言って、点滴器具を振り回して暴れたといったこともあったといいます。

しかし、3年ほど前に、ある漢方薬の処方により、このようなひどい認知症の妄想や幻覚に驚くべき効果が見られることが分かったというのです。

認知症の症状で妄想や幻覚などのレビー症候群に著効を示す抑肝散

抑肝散(よくかんさん)という漢方薬をご存知でしょうか?

私の妻の介護施設で、この抑肝散を処方したところ、妄想や幻覚の症状を持っている中の約半分の人に効果が見られたといいます。

特に、認知症レビー症候群と言われるグループには著効が見られたということです。

抑肝散の投与により、毎日大きな声を上げて、問題行動をとっていた方が、温厚な性格に戻り、正常な生活が出来るようになったケースも多く見られるというのです。

このようなことから、自分のご家族がひどい認知症で妄想や幻覚で悩んでおられる場合には一度、医師に抑肝散の処方に関して相談してみては如何でしょうか?

ちなみに、この抑肝散は子供の夜泣きや引きつけ等にも卓効があるといわれています。

勿論、万人に効果があるといったものではありませんので、その辺はご了承下さい。

最後に

認知症の治療方法は様々あると思います。

今回ご紹介した「抑肝散」はひとつのケースとしてご紹介させて頂きました。

患者によって、使用できない場合も考えられますので、必ず医師に相談の上、処方してもらうようにして下さい。

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