車新車が欲しいけれどもお金が足りない。でもやっぱり新車がほしい!

自動車ディーラーに行ってそんな話をすると営業マンが薦めてくる最近目に付くようになった「残価設定型クレジット」。

新聞の折込広告での新車販売の返済方法として残価設定型クレジットを利用した返済方法が記されているケースが多く目立つようになりました。

実際目を通してみると月々の返済額の少ないこと・・・。

これなら新車を買えるかも?と思ったことはありませんか?しかし、そう簡単にはいきません。残価設定型クレジットを利用してお得に新車を乗るにはそれなりの要件があります。

それを分かりやすいようにこれからご説明致します。

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残価設定型クレジットとは

残価設定型クレジットを簡単に言うと、例えば200万円の車を残価設定型クレジットで購入する場合で考えてみます。

例えば200万円の40%(80万円)を残価設定にして頭金50万円を支払う場合(新車購入する場合の残価設定型クレジットでは頭金が50万~100万円ほど必要になる場合が多いです)

3年ローン(36回払い)なら車代金200万円-頭金(50万円)-残価設定額(80万円)=割賦金(70万円)となり、1回から35回払いまでは割賦金(70万円)÷35回=20,000円(元金返済額)これに別途利息が必要になります。

利息は残価設定額(80万円)にも当然かかってくるので、一般のローンよりも金利負担が大きくなります。

そして最終支払月の36回目に

1.新しいおクルマに乗り換えるか?

2.車を返却するか?

3.現在乗っている車を購入するか?(残価設定額80万円とその利息分の一括精算または再クレジット)

上記のどれにするか決めるわけです。(1.2の場合には原則としては36回目の支払いは0円となります)

上記が残価設定型クレジットの簡単な説明です。

残価設定型クレジットの様々な要件

残価設定型クレジットで3年のローンを組んだ場合は36回払いということになります。

この場合、前述しましたが1回から35回は通常のローン支払いで最終回の36回目に1.新しいおクルマに乗り換えるか?2.車を返却するか?3.現在乗っている車を購入するか?(一括精算または再クレジット)のどれにするか決めるわけです。

36回目に1か2を選んだ場合は原則支払額はゼロ円ですが、規約に「車両返却時に走行距離数は3万6千キロを超えたら、超過した距離の料金を支払わなければならない」と記載されている場合、超過分の料金を支払わなければなりません。

同様に、車両返却時の買取保証がある場合でも注意が必要です。

多少の査定価格が下がっていたとしても、買取保証により金額は原則的には保証されていますが、事故などの損傷によるマイナス査定分まで保証しているかどうかも確認しておく必要があります。

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メーカーによっては残価設定型クレジットで車両を購入する人に上記の理由により車両保険を薦めている所もあります。

残価設定型クレジットはどんな人に向いているのか?

残価設定型クレジットに向いている人はズバリ言うと、あまり車を運転しない人。ということになると思います。

何よりも走行距離数が少ないということは査定金額に大きく影響してきます。

場合によっては残価設定額より高額な査定が付く場合があります。

この場合注意が必要です。購入したディーラーへ返却しても残価設定額と査定額の差額分が貰えません。(損してしまいます)

なので、この場合はディーラーへ返却する予定であった場合でも一旦自分で車を買い取り、中古車専門店へその車を売却した方が得なのです。(一旦買い取る場合の資金調達の問題は別として・・・)

ほとんどの残価設定型クレジットの場合、月額走行基準距離数が設定されており月に1,000km~1,500kmという設定が多く見受けられます。

この走行距離数を大きく超える人や、車に色々な装備品を加えたり内装を変えたいと思っている人は残価設定型クレジットは向いていないかもしれません。

残価設定型クレジットのまとめ

1.残価設定型クレジットは支払いの最終回に残価設定額を猶予しているので、通常の金利負担より金利を多く支払う必要がある。

2.最終支払日に1.新しいおクルマに乗り換える。2.車を返却する場合には車両状態が規定以上でなければ追加費用が必要になる場合がある。

また、規定の走行距離数を上回った場合には規定距離を超えた距離数の負担金が発生する。

3.事故による修復歴がある場合、別途負担金が発生する場合がある。

4.年間走行距離数が12,000km以内であまり車を運転しない人に向いている

5.車の返却時に査定金額を他の中古車販売店などで査定してもらう。残価設定額より高い査定金額の場合は、一旦ディーラーから買取って高額査定をしてくれた中古車販売店などへ売却する。(ディーラーは残価設定額より高い金額では購入してくれない)

6.車両価格にもよるが、頭金が50万円から100万円ほど必要な場合が多い。支払いが終えるまでは所有者はディーラーまたは金融機関名になる。

以上残価設定型クレジットについて自分で調べたことをまとめてみました。

私が現在乗っている車は走行距離数が14万キロを超えていて、いつ故障しても不思議ではないので最近気になっていた残価設定型クレジットを調べる良いきっかけになりました。

調べた感想としては私は年間走行距離は結構走るので、残価設定型クレジットは向いていないと判断しました。もしいま乗っている車が故障したら当分は中古車でしのごうかと思っています。
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