タバコの模型タバコと風邪の因果関係ってあるのでしょうか?その辺の気になる情報をリサーチしてみました。

スポンサードリンク

風邪をひいている時にタバコがまずい理由は?

タバコを吸うとニコチンを含んだ煙が口から気道を通って肺にたどり着きます。

肺は血管の多い部分という理由もあり、吸い込まれたニコチンの9割は肺で血中に吸収され、わずか7~8秒という短い時間で脳に達します。

すると、脳からドーパミンという物質が分泌され、脳はリラックス感および高揚感などの快感を感じるのです。

ところが、風邪などで気管支や肺に炎症が起こっている場合だと、気管支や肺に炎症が起こるのと同時に体の免疫防御システムが働き、気管支や肺に粘液を多く出して細菌やウイルスを体外に出そうとします。

すると、タバコを吸ってもニコチンが血中内に吸収されにくくなることで脳が快感を感じにくくなったり、タバコの成分が気管支の粘液に付着することで、日頃のスッキリとした吸い心地とは程遠く感じ、結果的にまずいと感じるようになると考えられます。

また、風邪をひくことで鼻の粘膜にも炎症が起こり、タバコの匂いも感じにくくなることや、鼻の粘膜にタバコの煙が通常より多く付着することで違和感を感じてしまうこともタバコがまずく感じるひとつの原因だと思われます。

タバコを吸うと風邪をひきやすいって本当?

実は風邪のひきやすさを調べた実験があります。

スポンサードリンク

アメリカのカーネギメロン大学において、喫煙者を含む391人の被験者に風邪を引き起こすウイルスの液を鼻に点鼻して、風邪の発症率を調べるというという実験を行いました。

その実験の結果によると、同じウイルス量を鼻に付着させた結果風邪を発症したのは、非喫煙者の36%、軽喫煙者(1日1~15本)の40%、重喫煙者(1日16本以上)の48%と、喫煙者は非喫煙者に比べて風邪の発症確率が高いことが明確に分かったのです。

また、タバコを吸う人は風邪の回復が遅くなるといった調査結果もあるのです。

アメリカハーバード大学でまとめた女性約4万人の追跡調査の結果によりますと、非喫煙者と比較すると、風邪が8日間以上に長引くリスクが、1日25本未満の喫煙者で1.62倍、1日25本以上の重喫煙者の場合で2.63倍だったといいます。

タバコを吸うと風邪をひきやすい理由とは?

それでは、タバコを吸う事で風邪をひきやすくなったり、風邪の回復が遅れるのはなぜでしょうか?

タバコを吸うことで鼻や喉の粘膜や肺を傷付け、ビタミンCを破壊します。風邪のウイルスは口や鼻から侵入して、鼻や喉の粘膜で増殖します。

そこで粘膜が傷ついているとウイルスに攻撃されやすくなり、治りも遅くなってしまいます。

ビタミンCは、免疫力を高めるのに必要な栄養の一つです。また、風邪のウイルスを攻撃する免疫細胞は、タバコを吸うことでその働きが鈍るため、鼻や喉などウイルスの侵入の場所において免疫力が悪くなってしまいます。

結果、風邪をひきやすくなり、かつ治りにくくなってしまう理由となります。

このような理由により、タバコを吸う人は、風邪をひきやすく、風邪の回復が非喫煙者の2倍かかると言われています。

まとめ

実験や調査結果によると、タバコと風邪の因果関係は否定出来ないように思えます。

風邪をひきやすく、仕事や家事に多大な影響を与えてしまいがちな人は禁煙を考えてみては如何でしょうか?

スポンサードリンク