手の平を太陽にかざしている私の小さい時、夜泣きがひどかったり、よく騒いだりかんしゃく持ちの子供を見ると大人は「疳(かん)の虫がいるんだな」とよくいっていました。

私自身も幼少期は大人しい子供ではなかったので、おばあちゃんに疳の虫を出して貰った記憶があります。

今でもはっきりと覚えていますが、指先と爪の間から糸状のようなもの(疳の虫?)が出てきて、それをつまんで取り去っていました。

今回は昔おばあちゃんにしてもらった疳の虫の取り方をご紹介しようと思います。

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疳の虫をとってもらったことは今でも懐かしい

まず最初に断っておきますが、私自身疳の虫というものが実在するのかどうかは正直いって分かりません。

しかし、昔祖母が幼少期の私に実際にしてくれて、かつ、私自身も糸状のものが指先と爪の間から出てきたのを確かに憶えているのです。

もちろん、何かの化学反応でそのような現象が見られたのかもしれませんが、当時はこの方法で真剣に疳の虫をとっていたことは間違いない事実です。

疳の虫をとってもらったのは1回だけではなく、保育園くらいから小学校3年生くらいまで10回近くはやってもらっていたと思います。ですから、年数が経っていてもそのやり方を憶えているのでしょう。

昔おばあちゃんから教わった疳の虫の出し方

それでは早速おばあちゃんがしてくれた疳の虫の取り方を紹介します。
【用意するもの】
・墨汁
・塩
・お茶がら(お茶を飲み終えた急須に残ったもの)

ちなみに墨汁ですが、昔は今のように墨汁の液体は販売していなかったので、自分で墨を刷って墨汁を作っていました。(液体のものでも大丈夫だとは思います。100均でも売っています)

また、昔の人はお茶の葉を急須に入れて飲んでいましたが現在ではお茶を飲む人自体が減っているようなので、お茶殻を手に入れるのは難しいという人もいるでしょう。

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その場合は、普通のお茶の葉でも構わないと思います。

昔はお茶の葉をそのまま使用するのは勿体無いという考えから、お茶を飲んだ後の「お茶殻」が使用されたと推測されます。

【疳の虫の出し方】
まず最初に大切なことは、疳の虫を出すには直射日光が必要です。おばあちゃんが「今日は晴れだから疳の虫を出そうか?」と言っていたのを思い出します。これは、疳の虫を出す時、最後に直射日光に手をかざすからです。

それでは、疳の虫を出す手順を説明していきます。

当時、私は子供でしたので、詳しい分量は分かりませんが、記憶を探りながら記しています。分量は各自で調整して頂いて良いと思います。

①大きめの容器(お風呂のオケなど)を用意します。なるべく金属製以外が良いと思います。(昔の記憶による)

②そこへお茶殻または茶葉を100g、塩を10g、墨汁を100ml程度入れてよくかき混ぜます。

③そして、そこへ子供の手を入れて、茶葉などのエキスが手に十分行き渡るようにこすりつけます。(およそ3分ほど)

子供によっては、自分の手が墨汁で真っ黒になってびっくりして思わず泣いてしまう子もいますので、その辺は余りショックを与えないようにお子さんの性格を考慮しながら行って下さい。

④手に付いた茶葉などを軽く落としてから、子供の手を太陽の直射日光にかざします。手の平の方を太陽に向けて、手の甲が自分にむくようにかざします。

⑤指先をじっくりと観察しましょう。手の平が乾燥してくると爪と指先の間から糸状のもの(昔はそれを疳の虫と言っていました・・・)が出てくるのです。

私もはっきりと記憶していますが、指先から細い糸上のものが出てきて、だんだんと上の方に伸びてくるのです。それを、おばあちゃんが引っ張ってとってくれたのです。

そして、「今日は疳の虫がいっぱいとれたね」と言っておばあちゃんはニコニコしていました。

まとめ

今回は私が幼少期におばあちゃんにしてもらった疳の虫の取り方をご紹介しました。

科学的な見解は別として、昔はこんな方法で夜泣きや癇癪持ちの子供に対して対処していたんだなと懐かしく思い出されます。

昭和40年台に私がよくやってもらっていた疳の虫の出し方を紹介させて頂きました。

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