本態性振戦とはどのような病気?

医師の絵箸が持てない、ペンが震えて満足に字も書けない・・・。といった原因不明の手足や頭の震えで悩んでいる方がいます。

病院などで診察してみてもらうと診断名は「本態性振戦」といった病名であることがわかります。

ちなみに「本態性・・・」と言った病名の上につく本態性というのは原因不明ということらしいです。「本態性高血圧症」なら原因不明の高血圧ということになりますね。

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ところで、「本態性振戦」といった病気は前述のとおり原因は解明されていない病気です。

病気の認知度が極めて低く、全国的にも患者数も少ないようです。

しかし、患者本人としては生活していく上で非常につらい思いをして生活しています。中には社会との接触に恐怖を感じて引きこもりになる人もいると言われます。

例えば学生ならば本を朗読する場合などに手足が震え、声が震えたりしてクラスメートに変な目で見られたりしたら当然学校へは行きづらくなりますよね?

会社員などで働いている方も同様で会議での発表や、人前で領収書なども手が震えて書けませんので苦しんだ挙句に退職を選ぶ人もいたはずです。

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本態性振戦の今までの治療方法

こういった厄介な病気である本態性振戦の今までの治療方法は大きく分けて2つありました。

1つは内服薬を投与して症状を抑える対処療法

アロチノロール塩酸塩錠という薬剤を投与することにより手足などの震えを抑えるといったものですが、患者全員に効果があるわけではなく、効果がある場合においても原因療法ではないので薬を飲み続ける必要があります。

2つ目は脳の外科的治療や微弱電気を脳に与える方法

本態性振戦は脳の中心部に近い視床の一部分を熱などを与えて変性させることで震えが止まるということが知られています。

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ですから今までの外科的治療として頭蓋骨に穴を開けて、そこから微小電極を入れて焼く方法や埋込み型の電池を入れて継続的に刺激を与えて治療する方法がありました。

しかし、外科的な治療となりますので手術が必要となり患者の多くからは敬遠されていたのも事実のようです。

画期的な本態性振戦の治療方法が登場

今までの本態性振戦の対処療法および治療方法は薬の服用の継続または大掛かりな外科的手術が必要という理由から、悩んでいる患者さんが本態性振戦から解放されることは非常に難しかったのです。

しかし、最近画期的な本態性振戦の治療方法が始まったというのです。

それは、薬を使用せずその上、手術も不要で治療時間も3~4時間で終わる短さ。

それではその治療方法とはどういったものかご説明します。

「EXアブレートニューロ」という超音波収束装置を使うもので、イスラエルで開発され欧米を中心に世界で10台ほどしかない。日本では新百合ヶ丘総合病院にしか設置されていないという希少なものです。

>>新百合ヶ丘総合病院のURLはこちら!<<

治療方法は患者がベッドに横になり、1000を超える端子がついているヘルメットタイプのものを頭にかぶり磁気共鳴画像装置(MRI)に入ります。

端子から出る微弱超音波が正確に組織に集められて、温熱作用により組織を変性させて治療を行うわけです。

超音波治療は手術が不要で患者と話をしながら治療できるのが特徴で、痛みも感じることがなく治療を終えることが出来ます。

医師が「手足の動きは大丈夫?」などと質問しながら少しづつ温度を上げていくが、間違った所だと麻痺を感じるので分かる。麻痺が出た時点でやめれば回復するので安全。

治療時間は3~4時間。(現在は臨床研究段階のために2泊3日の入院治療のみ)治療が終わった時点で治ったことが自覚できるというから素晴らしいことです。

治療を受けた患者さんのひとりは、最初は手が震えてコップも持てなかったのが持てるようになり、数十年ぶりに握手をしたということです。

もしあなたが現在、本態性振戦で悩んでいるとしたら最先端治療を行っている新百合ヶ丘総合病院の脳神経外科へ連絡してみては如何でしょうか?

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