会社外観会社の倉庫には多くの商品が保管されています。得意先に出荷されるわけですから通常は段ボール箱などに入れられて保管されていると思います。

私が勤めている医薬品会社にも大きな倉庫がありまして、全部の商品が段ボール箱に入れられていつでも出荷できるように保管されています。

倉庫は新しく建築されたものですから冷暖房設備はもちろん、除湿機能も備わっています。

しかし、そのような設備が備わっている倉庫に商品を保管しているのにも関わらず外装のダンボール箱が湿気のためにブヨブヨになり商品として販売することが出来なくなり大量に廃棄したことがありました。

倉庫にあるエアコンの除湿モードでしっかり除湿していたはずなのに、何故ダンボール箱が湿気により売り物にならなくなってしまったのでしょうか?

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私の上司のS主任が倉庫の管理の全般を仕切っていたわけですが、S主任を悩ましていたのは「湿気」でした。

旧倉庫の時は湿気により商品がダメになってもある程度の言い訳は通ったらしいです。

理由は冷暖房設備および除湿機が十分に備わっていませんでしたから当然といえば当然だと思います。

今でも想い出すと夏などは冷房も満足にありませんでしたので、首にタオルを掛けて汗をだらだら流しながら倉庫内で仕事をしていました。ですから水分補給をこまめにしていた記憶があります。

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話が横道にそれてしまいました。話を元に戻します。

なぜ、エアコン完備している新倉庫内で湿気が取れないのか?

これにはS主任は本当に悩んだといいます。

原因が分かってしまえば簡単に解決できるのですが、それまでは試行錯誤しながらいろいろと試したそうです。

そこで分かった事柄をS主任から教えてもらいました。

それは、エアコンの「除湿ルール」にあったのです。

どういうことかというと、エアコンの除湿ボタンを押せばどのような条件下でも除湿できるわけではないのです。

除湿機能が発揮されるには「除湿ルール」に従う必要があるというのです。

それでは「除湿ルール」をお話します。簡単な事です。

大切なことは「暖房と除湿を同時に作動させる」ということです。

そして双方の設定温度は3℃以上にする。ということです。

具体的に言うと暖房を23℃。除湿温度は20℃にします。

なぜ、このようなことをしなければならないのか?

理由は除湿をおこなうことで倉庫内温度が下がっていきます。そして、温度が下がることにより除湿能力が落ちます。(除湿機は室温が高いほど除湿能力が高まります)

ですから、除湿機を運転することで気温が下がるのを暖房機能で防止するわけです。

このようにしたことで当社の倉庫内の湿度を大幅に下げることが出来るようになり、現在では快適な状態で商品を保管出来るようになりました。

ちなみに我が社では湿度が60%以上になると除湿機能が働くように設定しているようです。

他の会社およびご家庭の参考になればと思います。

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