毎月送られてくる電気料金の請求書を見て、結構高い金額だなと感じたことはありませんか?
電気料金が高いか安いかということは電化製品の使用頻度は勿論ですが、基本契約内容が結構重要なのです。
電気料金はアンペア数や契約プランの見直し、または使用している電化製品の適切な使用方法により誰でも現状より安くすることが出来るはずです。
そこで、今回は少しでも電気料金を節約出来る方法を調べてみました。
電気料金を節約するにはまずアンペア数を確認しよう
一般家庭では「従量電灯」という電灯契約をしています。
ですからあなたのご家庭もこの「従量電灯」という電灯契約をしていることになります。
それではこの「従量電灯」という電灯契約はどういった契約内容なのでしょうか?
この従量電灯の料金明細は大別すると、契約アンペアごとに異なる基本料金と使用電気量に応じて課せられる電力量料金とがあります。
電気料金を節約するには①「アンペア数の見直し」及び一ヶ月の②「使用電力量」を確認する必要があります。
順を追って説明します。
①契約アンペア数の見直し
例えば契約アンペア数が一般家庭で多く利用されている30アンペアの場合月額料金は税込みで842.40円となります。(東京電力H26年2月現在の料金単価による)
それより1段階少ない20アンペアの場合月額料金は税込みで561.60円です。一ヶ月の差額は280.80円ですので年間で計算すると3369.60円ほどになります。
あなたが現在30アンペア、もしくは40アンペアの契約をしている場合、電化製品の使用頻度などにより1ランク契約アンペア数を落とせるかどうかを検討してみては如何でしょうか?
各電力会社にはお客様相談窓口がありますので、自宅の電化製品をリストアップして相談してみることでアンペア数を減らせる提案を受けられるかもしれません。
②使用電力量の確認
基本料金の契約アンペア数の他に電気料金を節約するために大切なことがあります。
それは「電力量料金」です。これはひと月の使用電力により1kwh単位当たりの料金を変えるというものです。
ちなみに、東京電力H26年2月現在の料金単価によりますと一ヶ月の電気使用量120kwh以下は1kwh当たりの単価は18.24円で、121kwh~300kwhまでは1kwh当たりの単価は24.87円。301kwh以上は28.75円となります。
ここで注目する点は、あなたの家の一ヶ月当たりの使用電気量が料金区分の境付近にあるかどうかです。
例えば、あなたの家の使用電気量が上記の例で130kwh位でしたら、あと10kwhほど使用電力量を減らすことにより1wkh当たりの単価を6.63kwh減らすことが出来る訳です。
具体的に料金を計算すれば、月間120kwhまでの使用電気量のお宅なら120kwh✕18.24円=2,188.8円となります。
それより1kwh多い場合で121kwhの場合は121kwh✕24.87円=3,009.27円となります。
一ヶ月の使用電力量が1kwh違うだけで月間820.47円も電気料金が節約できるわけです。
如何ですか?再度、あなたの家の電気使用量が120whk付近か300kwh付近かチェックしてみましょう。
その付近なら電気料金の分岐点ですので努力すれば大幅な電気料金の節約が可能になります。
電気料金の節約するには契約プランを見直す事が大切
電気料金を節約するためには各御家庭の生活スタイルに合わせた契約プランがおすすめです。
契約プランには各電力会社での呼び名は若干異なるかもしれませんが、東京電力を例にすれば「従量電灯」「朝得プラン」「夜特プラン」「半日お得プラン」「土日お得プラン」などライフスタイルに合わせた料金プランが有りますので是非利用することをお薦めします。
>>各電気料金プラン(東京電力の場合)<<
電気料金を節約するための電化製品の正しい使い方
電化製品を使用する場合で電気料金を節約するには電化製品それぞれの特徴を知ることです。
例えば、エアコンの場合なら冷房するにも暖房するにも室外機の環境が重要になります。
冷房する場合において室外機が直射日光に晒されている場合と日陰にある場合とではエアコンが消費する電気料はかなり違うと言われています。
ですからエアコンの室外機の上には雨や雪から守ると同時に電気料金を節約するために屋根になるようなものを置いておいた方が良いのです。
また、パソコンも一度シャットダウンするのならスリープ状態にしておいた方が大幅に電気料金が節約されます。理由はパソコン起動時にかかる消費電力が非常に大きいといった理由からです。
照明はLED照明に代えることを強くおすすめします。例えば、廊下に使用する白熱電球を使用した場合と、LED電球にした場合の電気代を比較してみます。
照明をを毎日8時間程つけっぱなしにしていた場合の年間の電気料金は白熱電球は5,000~7,000円程度。
LED照明の場合は300円程度と言われていますので違いがあることが一目瞭然です。
それと省エネタップを使用してコンセント・スイッチをオフにするだけで待機電力を減らしますのでお薦めします。それと暫くの間利用しない電化製品のブレーカーも手前に引いて無効化しておきましょう。
まとめ
電気料金は節約しようと思えば結構出来るものです。
今回ご紹介させて頂いた内容を再確認して頂いて電気料金節約のきっかけにして頂ければと思います。