ものもらいの原因の殆どは、まぶたの部分にある汗や皮脂を出す部分が、黄色ブドウ球菌に感染して炎症が起こる麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と呼ばれるものです。
そこで、市販されている目薬で効果の高いおすすめのもの、子供にも使える目薬はどれか?さらに価格や目薬をさす上での注意点などをご紹介します。
ものもらいに効く目薬で市販薬でおすすめの品と値段
まず初めに、数ある目薬の中から、なぜ、下記の目薬を薦めるのか?根拠をお話します。
目薬には防腐剤が配合されている目薬が多いのです。
目薬にまつ毛などから細菌が容器内に入り込んで薬液が汚染される可能性もあるので、そういった意味においても、防腐剤が配合されていれば一般的には安心して目薬を使用できるわけです。
しかしながら、欠点としては目にしみたり、涙の量が少ない方だと防腐剤が流れにくく、目の中に長時間たまってしまうことで、目に弊害が見られる場合もあるのです。
そこで、最近では防腐剤が入っていない、使いきりタイプのものが販売されています。
防腐剤不使用なら、小さなお子さんでも目にしみませんし、1回ずつの使いきりですので、安心してお使いいただけます。
このタイプは各メーカーからいくつか発売されていますので、ご紹介いたします。
大正製薬抗菌アイリス18本入り【0.4ml✕18本】
スルファメトキサゾールナトリウム配合で、 ものもらいの原因菌に優れた殺菌作用をあらわします。
また、グリチルリチン酸二カリウムという炎症を鎮める薬剤も配合さています。
防腐剤不使用なので、防腐剤などが原因による刺激も少なく、子供にも使いやすい目薬です。
お値段も、1,000円前後(税別)で販売されています。
ロート抗菌目薬i20本入り【0.5ml✕20本】
上記の大正製薬抗菌アイリスと処方はほぼ同様です。
ただし、本数が20本と、2本多めです。お値段も大正製薬抗菌アイリス同様1,000円前後(税別)で販売されています。
ものもらいに効く目薬で市販薬で子供にお薦めなのは?
上記でご紹介した防腐剤フリーの目薬なら、目に刺激が少ないので、小さなお子様にも安心して点眼することができますので、大人、子供に関係なく使用して頂けます。
点眼薬の正しい使用法と豆知識
・手は案外思ったより汚れているので、点眼前は必ず薬用せっけんなどで手を奇麗に洗います。
・点眼薬の容器の先を触らないようにする。雑菌が侵入して、薬液が濁り、目に悪影響を与える恐れがあります。
・点眼は一回一滴で十分です。理由は、目の中には常時7~10マイクロリットルの涙液が存在しています。
目の最大容量は約30マイクロリットルですので1滴点眼しても半分ほどは目に入りきらず、流れ出してしまうのです。ですから、点眼は一回一滴で十分なのです
・点眼後は目をつぶって、1分間ほど目を閉じます。
点眼後に目をつぶらず、まばたきをしていると、点眼薬が目の中にある管を通って、そこから通じて鼻から点眼薬が流れ出してきたり、口の中に目薬が流れ出て、苦味を感じたりすることがあります。 結果、結膜嚢内にとどまる時間が短くなってしまい、目薬の効果が少なくなってしまいます。
そういった理由で、点眼後は1分間ほど目を閉じる必要があるのです。
以上、目薬をつけるときの参考にして頂ければと思います。
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最後に
ものもらいになった場合、お医者さんに行かれるのが一番良いかも知れませんが、市販薬を利用したほうが簡単で、薬局やドラッグストアで購入する方も多いと思います。
今回の記事があなたのお薬選びの参考になればと思います。