赤ちゃんは胎児の時から生後10か月頃までよくしゃっくりをします。
でも、お母さんとしてはとても心配ですよね?
そこで、しゃっくりが止まらない場合は放置していても良いのか?
しゃっくりを止めてあげたい場合の対処法などをご紹介しようと思います。
赤ちゃんのしゃっくりが止まらないけど放置しても大丈夫?
生後間もない赤ちゃんはよくしゃっくりをしますが、心配なお母さんは多いはずです。
そこで、赤ちゃんのしゃっくりが止まらない場合などは、特に新米のお母さんは心配になってしまいますが、本当のところはどうなのでしょうか?
一般的に、しゃっくりは横隔膜の痙攣で起こるといわれていますが、赤ちゃんの横隔膜は形成途中で、とてもデリケートなので、ちょっとした刺激などでしゃっくりが起こりやすいのです。
また、母乳を直接お母さんのおっぱいから飲む赤ちゃんと、哺乳ビンで飲む赤ちゃんとでは、哺乳ビンを使用して飲む赤ちゃんのほうが、空気も一緒に飲んでしまっているという理由からしゃっくりが出やすいと言われています。
病院の先生や、助産婦さんのお話によると、もともと赤ちゃんは胎児の頃からしゃっくりをしているし、よほど苦しそうでなければ放置しておいても問題はないということです。
赤ちゃんのしゃっくりの止め方
ある程度成長してくると、笑いながらしゃっくりする赤ちゃんもいるくらいなので、それほどしゃっくりを神経質に考えなくとも良いと思います。
しかし、あまりにも長くしゃっくりが激しく続き、赤ちゃんが苦しそうな場合は、しゃっくりを止めてあげたくなりますよね?
そんな時に試して頂きたい方法をいくつかご紹介しようと思います。
1.白湯を哺乳ビンで飲ませる。
白湯は一度沸騰させたお湯を、飲める程度の温度に冷ました水のことです。
ただし、水道水を使用する場合は沸騰時間を15分ほどかけるのが望ましいです。
理由は、水道水にはトリハロメタンといわれる発がん性物質が含まれているからです。
水道水を沸騰させてから5分ほどで濃度が一番高くなり、さらに10~15分沸騰させると揮発して無くなると言われているからです。
そして、15分以上沸騰させたお湯を冷まして、多少温かめの白湯を赤ちゃんに飲ませることで、しゃっくりを止めることが出来る場合があるようです。
結構口コミでの中でも実践しているお母さんが多い方法です。
2.おしっこをしている場合、オムツを交換してあげる
おしりが濡れている場合でも赤ちゃんは良くしゃっくりをするのだそうです。
濡れたオムツを交換してあげることで、しゃっくりが治ると言われています。昔から言い伝えられていることなのですが、実際に試してみて不思議と効果を感じたお母さんも多いのです。
3.うつぶせ寝にしてあげる
赤ちゃんをうつぶせ寝にしてあげることで、横隔膜の痙攣を収まりやすくしてあげられるそうです。
ただし、うつ伏せ状態にしますので、赤ちゃんの呼吸に支障がないか?
お母さんが横で見守ってあげる必要があります。
5~10分ほど様子を見て、効果が見られたら仰向けに戻してあげます。
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最後に
赤ちゃんのしゃっくりで心配なお母さんもいるようですが、医師に言わせると、呼吸の練習にもなり、肺が丈夫になるので、よほど酷いしゃっくりでなければ全然問題はないそうです。
初めてのお子さんならご心配するお気持ちも分かります。
そんな時は、一度、医師や助産師さんにご相談なさってはいかがでしょうか?
専門家に相談することで、きっと、心配事が消える事と思います。