とうもろこしを食べる時に、お好みの食感にゆでる方法や、電子レンジで美味しく調理する方法。そして、保存する場合の小技などをご紹介します。
とうもろこしの2通りのゆで方をご紹介
とうもろこしには2通りの茹で方があるのをご存知でしょうか?
ひとつめは柔らかめでジューシーさを感じさせるゆで方。もうひとつはしゃっきり感があってみずみずしい食感を味わえるゆで方です。
ちなみに、とうもろこしは蒸す、茹でるなどの調理法が異なっても、甘さに変化が起きない食べ物ですから、ご自分の好きな調理法で食べて頂けます。
それでは早速、それぞれのゆで方をご紹介します。
※とうもろこしをゆでる場合には、皮はゆでる直前に剥くようにして下さい。皮を剥くことで、とうもろこしの鮮度が急激に落ちるためです。
とうもろこしのゆで方①~柔らかめでジューシーに仕上げる方法
①鍋に水ととうもろこしを入れてから火にかけます。(この時、水の量の0.5%程度の塩を入れてゆでることで、とうもろこしを甘く感じるように仕上げることが出来ます。)
②沸騰したら、とうもろこしを軽く回転させながら3分間ゆでます。
③ゆでた後、すぐに氷水に入れて素早く取り出すか、ラップで包むことにより、とうもろこしがシワシワになって縮まることを防いでくれます。
ラップで包んだ場合には、粗熱がとれるまでラップに包んだままにしておきます。
※水からとうもろこしをゆでることで、とうもろこし内のでんぷんが水分を吸って糊状になることで、仕上がったとうもろこしはジューシーな食感になるのです。
とうもろこしのゆで方②~しゃきりとみずみずしい食感に仕上げる方法
①鍋に水を入れて沸騰させたところにとうもろこしを入れます。(この時、水の量の0.5%程度の塩を入れてゆでることで、とうもろこしを甘く感じるように仕上げることが出来ます。)
②3分間~5分間、軽く回転させながらゆでます。
③ゆでた後、すぐに氷水に入れて素早く取り出すか、ラップで包むことにより、とうもろこしがシワシワになって縮まることを防いでくれます。
とうもろこしを電子レンジで簡単調理
①電子レンジで調理する直前に、とうもろこしの皮とひげを取り除きます。
②とうもろこしを水にくぐらせてから、水分は拭き取らないでおきます。
そこに塩をひとつまみ両手に取り、とうもろこしにまんべんなく付けます。
③ラップに包んで電子レンジに入れて、500Wで5分間加熱します。
③このままラップに包まれている状態で、粗熱がとれるまで置いておくことで、とうもろこしがシワシワになるのを防ぐことが出来ます。
とうもろこしの効果的な保存方法と小技
とうもろこしを生のまま保存する方法
とうもろこしを生のまま保存する場合には、皮やひげはそのままにしておきます。
そして、新聞を水で濡らしてから、とうもろこしの皮の上から包みます。そして、ビニール袋に入れて、封をしてからとうもろこしの先端部分が上になるように立てて保存します。
とうもろこしは横にしてしまうと、糖分が減ってしまうので、立てて保存するようにしましょう。
このようにして、野菜室で保存することで一週間ほど保存することが出来ます。
とうもろこしを冷凍保存する場合の小技
茹で上げたとうもろこしは、常温に冷ましてから冷凍庫で保存できます。
1本ずつ保存するのも良いですが、効率的な保存方法をご紹介します。
茹で上げたとうもろこしを根本から先端に向かって、フォークで2列から3列ほど粒を取り去ります。
後は、両手で一生懸命ポリポリとボウルなどの容器に集めたものをフリーザーバッグなどに入れてから、両手で空気を押し出して袋が平らになるようにしてから冷凍庫で保存します。
このように保存することで、手軽に色んな料理に使用することが出来ます。
まとめ
最後に私が一番おいしいと思うとうもろこしの調理方法をご紹介します。
ゆで上げたとうもろこしの表面に、醤油を付けたものを魚を焼くグリルなどで軽く焼き上げます。
ゆでたとうもろこしよりも、しょうゆの香ばしさが加わりとても美味しい食べ方だと思います。お酒のおつまみにもなりますよ。