ヨーグルトを健康のために毎日食べている人は結構いらっしゃるようです。
しかし、食べ過ぎると下痢や腹痛や太る原因にもなると言われています。
また、白内障にも悪影響を及ぼすと言われています。今回はヨーグルトの食べ過ぎに関して調べてみました。
ヨーグルトを食べ過ぎると下痢や腹痛になるの?
ヨーグルトは腸内に住んでいる善玉細菌を増やす乳酸菌を多く含んだ食品です。
ヨーグルト等の摂取により、善玉菌を増やすことで腸内環境を正常化し、下痢や腹痛などを防いでくれます。
しかし、ヨーグルトの食べ過ぎにより逆に下痢や腹痛になってしまうのは、どういった理由からなのでしょうか?
1.体の冷えすぎによるもの
冷蔵庫にストックして冷えているヨーグルトを食べ過ぎることにより、胃と腸が冷えきってしまい、下痢や腹痛になる場合があります。
2.乳糖不耐症が原因によるもの
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして下痢や腹痛を起こす人がいます。そういった人は「乳糖不耐症」と呼ばれています。
こういった症状は、乳糖を分解してくれるラクターゼという消化酵素が少ない人に起こると言われています。
しかし、牛乳の場合と異なり、ヨーグルトの場合には乳糖はほとんど分解されているので、このような症状は起こりにくいと言われています。
しかし、少し乳糖は残っていますので、ヨーグルトを食べ過ぎることにより、乳糖不耐症の人は、牛乳を飲んだ時と同様に下痢や腹痛に見舞われる場合があるのです。
ヨーグルトの食べ過ぎは太る原因になるの?
私がよく食べるヨーグルトは、明治の十勝まろやかヨーグルトというものです。
スーパーなどで3個入り1パックで販売されています。
ちなみに、栄養成分は次のとおりです。
1パック(78g当たり)
・エネルギー:71cal
・たんぱく質:2.9g
・脂質:1.4g
・炭水化物:11.8g
・ナトリウム:36mg
・カルシウム:98mg
・糖類:11.8g
ご飯茶碗一杯の普通盛り140gのカロリー数が235calです。
明治の十勝まろやかヨーグルト78gのカロリー数が71calですから、大分少ないような気がしますけれど、ヨーグルトを食べ過ぎの人(4カップで284cal)の場合は、やはりカロリーオーバーは否めないと思います。
また、他の食品と比較してもヨーグルトはカロリーがある方なので、太りたくない方は、食べ過ぎないように注意したほうが良さそうです。
ヨーグルトを食べ過ぎると白内障の危険性が?
最近知ったのですが、ヨーグルトの食べ過ぎは白内障を引き起こす原因になるというのです。
なぜ、そのようなことになるかといいますとヨーグルトの場合、乳糖のほとんどがグルコースとガラクトースという単糖類に分解されています。
問題はこのガラクトースという糖類です。
日本人はこのガラクトースを分解する酵素は、赤ちゃんの時にしか持っていないのです。
つまり、大人の場合ガラクトースを分解できません。 結果、ガラクトースは住みやすい場所を探します。そして、行き着く先が「水晶体」なのです。
そして、ヨーグルトを食べ過ぎることで、ガラクトースがさらに蓄積され白内障が進行してしまうのです。
最近では豆乳から作られるヨーグルトもありますので、ヨーグルト食べ過ぎという方は、そちらを食べた方が良いかもしれませんね。
まとめ
どんな食品でもそうですが、食べ過ぎは良いことはありません。
昔から「腹八分目に医者いらず」と言われています。
食べ過ぎには、くれぐれもご用心下さい。^^;