実家の親の初盆を迎えるにあたって、金額はいくらが相場なのか?お供えはどういったものがお薦めで金額はどれ位のものが良いのか?
また、のしの表書きはどう書いたら良いのかなどについて調べてみました。
初盆の香典の金額の相場って親ならどれくらい?
A子さん33歳の悩みです。A子さんのご主人(38歳)の実家のお父さんが昨年の秋に亡くなりました。
今年、初盆を迎え、身内で法事を執り行う予定があるようで、主人に対して出席してもらうよう連絡がありました。
A子さんの御主人は次男坊で、長男のお兄さんがご実家の跡を継いでいます。
そこで、A子さんのご主人が初盆に行く時に包む金額はいくら位が良いのかA子さんは悩んでいます。こういった場合、幾らぐらい包むべきでしょうか?
A子さんの夫は弟で実家には既に跡取りがいます、つまり、家族でなく「近い親戚」に過ぎませんから、お金を包まなければなりません。この場合、金額は一万円なら間違いありません。
その根拠は、法事の食事代と引き出物代で、大体1万円になるからです。ただし、夫婦で出席の場合には、食事代が2倍かかるという理由から、地域によりそれ以上(2万円)包むこともあるようです。
ところで、通夜や葬儀はその事実を知れば誰でもお参り出来ますが、法事の場合はそうでありません。法事は、事前に施主から案内のあった人だけがお参りすることになっています。案内が無い場合には、遠慮しておくべきでしょう。
初盆のお供え物は何が良い?金額の相場はいくら?
A子さんのご主人の場合には近い親戚ですから、お金は当然として、お供えをする場合も当然多いようです。
では、どういった供え物が多いのでしょうか?「線香」、「お花」、「お菓子」、「果物」などが一般的に供えられているようです。金額は3,000円前後のものが相場的に一番多いようです。
初盆の香典の表書きやお供えののしはどう書く?
ところで、初盆のお金を包む時やお供えをする時ののしにはどの様に記載したら良いのでしょうか?
この場合、お金と供え物の場合の表書きはそれぞれ異なります。
現金をお供えするときには「御仏前」または「御佛前」と書きます。お供え物には「御供」か「御供物」と記すようにします。
最後に
初盆とは、亡くなってから四十九日を過ぎてからの初めて迎えるお盆をいいます。
亡くなってから初めてのお盆ということもあり、家族、親戚を中心として念入りな法要が行われる場合が多いようです。今回は実家の親の初盆といったシチュエーションで考えてみました。