なかなか眠れない時ってありますよね?そんな時、無理に寝ようとしても一層目が冴えてきて眠れなくなった人は多いのではないでしょうか?寝れない時の考え方や対処法などについて考えてみました。
寝れない時はこの様に考えよう
人間は1~2日程度眠らなくとも命にかかわることはありません。身体が睡眠が必要だと判断した場合には、必然的に睡魔が襲ってきて眠ってしまいます。
寝れない時の一番の弊害は、眠れないことを悩んでしまうことです。「今日寝れないと明日の仕事は疲れて大変だなぁ~」とか考えてしまうとますます寝れなくなってしまいます。
寝むれない時は、「起きていよう!」くらいの考え方で丁度良いのです。
寝れない時の対処法
どうしても寝れない時はこの様な対処法で乗り切りましょう。
目を軽く閉じたまま、寝ているのと同じ姿勢で静かに過ごします。
実は人間は睡眠状態に入らなくともこのように静かに横になっているだけで睡眠時の70%の休息を得られるようになっていると言われています。
つまり、7時間眠れなかった場合でも静かに床についていた場合、7時間×70%=4.9時間つまり約5時間眠っていた場合とほぼ同等の休息が得られると考えられるのです。
ですから、全く眠れなかったからといって疲れが全然取れていない訳ではないのです。
どうしても寝れない時は、目をつぶって静かに横になって過ごしましょう。
寝れない時の飲み物は何がおすすめ?
寝れない時におすすめなのが「ホットミルク」です。牛乳を電子レンジで軽く温めれば簡単に作れます。
牛乳にはアミノ酸の一種である「トリプトファン」といった成分が含まれています。
この「トリプトファン」自体に睡眠効果があるのですが、トリプトファンが体内で代謝される過程でセロトニンが発生するのです。
ご存じの方も多いと思いますが、セロトニンには精神安定作用がありますので、セロトニンの働きによっても安眠の効果が期待できます。
そして、牛乳を温めることにより有効成分の効果がより一層期待できるということから、寝れない時にお薦めな飲み物はホットミルクと言われているのです。
まとめ
時々、寝れない時がある・・・程度でしたら、今までご紹介した対処方法で何とかなるはずです。
しかし、毎日眠るのに苦労する場合には、心療内科などに受診することも必要だと思います。
心療内科などで処方される睡眠導入剤は、頭痛などに使用する鎮痛剤よりも副作用が少なく安全性が高いので、毎日でも安心して服用できます。
深刻な睡眠障害のある場合には、是非一度、心療内科に相談してみることをお薦めします。