父の日ってどんなことがきっかけで始まったのでしょうか?
また、お父さんへプレゼントを贈る場合喜ばれ商品、変わり種のギフトなど紹介したいと思います。
父の日の意味と由来って何なの?
毎年6月の第3日曜日が父の日です。お祝いをしていても、意味や由来を知っているという人は少ないでしょう。
実は母の日が先にあり、父の日というものはありませんでした。そこでアメリカのソノラ・スマート・ドットが牧師協会に嘆願することで実現した日です。
ドット夫人がなぜこのような嘆願を出したかと言えば、母親に先立たれ父親が1人で6人の子を育て、6人兄弟の末っ子がドット夫人だったからです。
嘆願を出したのは1909年でしたが、現在のように広く知られるまでには長い時間がかかりました。
日本では1950年ころから取り入れられ、現在に続いています。
けれども、今のように普及したのはデパートによる戦略が強く、1980年代に入ったころから父親にプレゼントをあげる日として定着しました。
ドット夫人は亡き父親に白いバラをあげて感謝の気持ちを伝えました。
母の日にはカーネーションをあげるというのが一般化していたため、亡くなった父親には白いバラ、生存している父親には赤いバラをプレゼントするとされています。
ただ、この定義は1910年に行われたもので、今では特にバラにこだわることなく感謝の気持ちを伝えるものをプレゼントするのが主流です。
父の日というのは、決してプレゼントをあげる日ではありません。
日頃の感謝を伝える日であって、あくまでプレゼントは気持ちのあらわれとして考えましょう。
ただ、せっかく感謝を伝えるのであれば、何かをあげたいというのは自然な気持ちです。
父の日の人気プレゼントランキングベスト5とは?
父の日のプレゼントは、母の日よりもバリエーションに富んでいてそれを選んだらいいか分からないほどです。
そこで、人気のランキングを知っていると、自分の父親に合ったものが選びやすくなります。
まず、毎年1位に輝くのはお酒です。ビールや日本酒など、父親が好きなものをあげたり、いつもよりも高級品をあげるというのが喜ばれます。
最近はラベルに名前を入れてくれるサービスもあり、世界で1つのボトルを作り上げることも可能になりました。
2位は肉類で、日頃はなかなか食べることのできない高級なステーキなどをあげるという家庭も多いです。
毎年の恒例行事として、お肉を買っている人もいます。
3位はウナギで、ウナギは高級食材ですが、父親世代の大好物です。
食べられないものだからこそ、父の日にプレゼントするという流れになっています。
4位はワイングラスやビールのジョッキです。
毎日使うものだからこそ、名前入りや似顔絵入りといったオーダー品を作ったり、温度が上がりにくい構造になっているものが人気です。
タンブラーなども作ることが出来ます。
5位はみんなが大好きなお菓子です。
お酒が苦手な父親も、甘いものなら好きだと言う人が多いでしょう。
家族みんなで食べられるので、子供が一緒に食べたいために買うということもあるようです。
いつもよりも高いクッキーなどの焼き菓子や、ケーキなどを購入する人が多いです。甘いものが苦手な場合は、お煎餅なども人気商品になっています。
父の日ギフトで変わり種でオススメのものは?
父の日ギフトの中でも変わり種として最近人気が高まっているのは、体験型のギフトカタログです。
カタログの中にはサーフィンや陶芸などが記載されていて、自分がやってみたいものを選んで予約するという形です。
家族みんなでも楽しむことが出来、思い出に残ります。同様にクルージングやレストランのカタログもあるので、好みのものを選びましょう。
また、健康に気を配る父親には、フルーツで作られたお酢などもいいプレゼントになります。
炭酸などで割ってジュース感覚で飲むことができますし、お酒の割材としても使うことができます。
これから暑くなる前の6月にぴったりなプレゼントになるでしょう。
そして、意外と喜ばれるのがメンズコスメです。
日頃は髭剃りと洗顔しかしていないという男性のお肌は、意外と乾燥しているものです。
そこで、化粧水や乳液などがセットになったものが喜ばれます。
メンズコスメは自分でどれが合うのか分からないということが多く、なかなか手を出す男性が少ないです。
1度買ってあげると、良さが分かったり、今度は違うメーカーのものを買ってみようと言う次につながるプレゼントです。
トニックなどがそろった、ヘアケアのシリーズをプレゼントするのもおすすめです。
いつも使わないものだからこそ、もらうとうれしく感じます。おしゃれなお父さんには、香水をあげてもいいでしょう。
最近は口元への意識が高まっているので、デンタルケア用品もおすすめです。
まとめ
父の日のプレゼントは毎年違うものを贈るほうが新鮮に感じて貰えるかもしれませんが、贈る側は何を贈ろうか悩みのタネでもあります。
今回紹介させて頂いた記事があなたのプレゼント選びの参考になれば嬉しいです。