毎年冬になると無性に食べたくなる料理の中でも特に人気のレシピが「ぶり大根」です。
大根とぶりという旬の時期の食材を使った「ぶり大根」は本当に美味しいものです。
そこで以前もぶり大根の作り方を紹介したことがありますが、今回は以前と少し異なるぶり大根の作り方をご紹介しようと思います。
ぶり大根の柔らかく美味しい作り方
ぶり大根の一番の魅力はぶりの旨味がたっぷりと大根に染み込んでいるということです。
ですから使用する大根は出来るだけ柔らかい大根を使用して下さい。
もし運が悪く、固い大根を手に入れてしまったら一晩冷凍庫へ保存してから料理に使用するようにします。
そうすることによって、大根の繊維が冷凍により破壊されますのでぶりの旨味がしみやすくなり、食感も柔らかくなり美味しくなります。
そして、ぶりの使用する部位は「あら」の部分を使用します。ぶりの普通の切り身は食感がパサパサで煮込んでも柔らかくなりませんし、ぶりの旨味もあまり無いので使用するのは「あら」の部分を使用します。
ぶり大根の作り方
【材料5人分】
・ぶりのあらの部分:800g
・大根:1本
・柚子:少々
・水:600ml
・お酒:200ml
・しょう油:大さじ5杯
・砂糖:大さじ4杯
【作り方】
※ぶりのあらは下処理をしないと生臭くなってしまいますので、しっかりと下処理をする必要があります。
ぶりのあらを容器にいれて全体に軽く塩を振りかけます。塩をふったぶりのあらを20分ほど置いておきます。
そして、20分経過後ぶりのあらを適度な大きさの容器に移し替えます。
それに熱湯を注ぎ込んだ後に水を入れて冷まします。そしてその容器の中にあるあらの汚れなどを細かく洗い落とします。しっかりと汚れを落としたなら下準備の完成です。
1.大根はまず皮をむいてから厚さ3cmほどの輪切りにします。そしてそれを半分に切ります。
2.鍋に大根とその上にぶりのあらを置いていきます。
そして水600mlとお酒200mlを入れます。そして鍋を火にかけます。
強火の火にかけるとたくさんのアクが出てきます。それをしっかり取り、アクが無くなったら落としぶたをして20分ほど中火で中火で煮ます。
3.そのあと、大根に火が通っているのか確認した後砂糖を入れます。そして砂糖を加えた後は再度落としぶたをして中火のままで軽く5分ほど煮ます。
4.しょう油を加えて煮ていきます。そして落としぶたをして中火くらいの火力で10分ほど煮て、その後は落としぶたを取り除きます。
火加減は丁度いいままにしたまま、軽く鍋を振りながら煮汁を鍋全体に行き渡らせるようにして5分ほど煮て完成となります。
5.最後に柚子を切り刻んでちょっと添えれば最高の味になります。
最後に
ぶり大根はいろいろな調理法がありますが、それぞれ違った味わいを楽しむことが出来ます。
自分の味覚に合った調理法を見つけて、納得できる味に仕上げてみてはいかがでしょうか?