サングラスをつけていると周囲からの見た目が良くないなどの理由でサングラスをつけない人もいるかもしれませんが、屋外に出る場合にはサングラスは必要なものです。
夏に限らず1年を通して屋外では紫外線が降り注いでいますので紫外線から目を守る意味でも本当にサングラスは必要なものなのです。
あなたが思っているよりも紫外線というのは目に悪影響を与えます。
なぜサングラスが必要なのか?
眼科医などの専門家の話によりますとサングラスはファッションというよりも太陽光線によるまぶしさや、有害な紫外線から目から守ってくれる大切なアイテムと考えられています。
紫外線は目にダメージを与え白内障、飛蚊症、黄斑変性症、緑内障、翼状片(よくじょうへん)などの目の病気が起こるリスクを高めます。
また、晴天時の車の運転でサングラスを付けたグループと付けなかったグループとのストレスを血液検査で測定したところ、サングラスを付けないで運転したグループがサングラスを付けて運転したグループより大幅にストレス度が高かったという実験結果があります。
私自身でも晴天時の眩しい時にはサングラスを付けて運転していますが、付けない時と比較するとやはり疲労感がかなり違うのを実感しています。
特に晴天時に長距離ドライブするときはサングラス無しでは到底無理です。(サングラスを忘れた時は途中で迷わず購入します)
外出する時間が少ない人は安全?
紫外線が原因と思われる目の病気を発症した人の多くは「普通に日常的に暮らしていたので、そんな特別屋外で紫外線を浴びた印象がない。なぜ自分が発病したのかわからない」と答える人が少なくないといいます。
それではなぜ外で長時間作業する事がない人がそのような病気になってしまうのでしょうか?
その理由は紫外線による目へのダメージが蓄積されていたからというのです。
買い物や洗濯物を干したりするちょっとした時間でも紫外線によるダメージを目に受け続けることにより、ある日突然に発症するケースもあるようです。
つまり、たとえ短い時間であっても「紫外線の害は目に蓄積される」と考えていたほうが良さそうです。
紫外線から目を守るために
紫外線から身を守る方法として帽子および日傘などを使っている方もいますが、目の紫外線対策ということになると帽子で6割程度、日傘は4割程度しかカットしないと言われています。
ですから帽子、日傘だけでは不十分!サングラスは紫外線から目を守るためには必需品と言えそうです。
また、コンタクトレンズを装着している方はUVカットのコンタクトレンズを装着することをお薦めします。
太陽光線自体が体に悪いわけではありません。しかし、太陽光線を浴び過ぎますと活性酸素の増加や、目の病気の原因になるのも事実です。
ですから、紫外線から目を守るためにも積極的にサングラスを利用したいものです。
なお、サングラスはUVカットのもので紫外線透過率が少ないものを選ぶのが大切です。